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「水がはねないたわし」の特徴をお客様にわかっていただくためには、
商品説明が必要であることから、売り方についてもいろいろと研究
しました。

当時(昭和38年ごろ)、ほとんどのタワシは無包装で、20個単位で
針金で吊り下げられて売られていました。
上級品のタワシは紙包みされていましたが、我が社は品質の良さを
お客様に見た目でわかっていただけるよう、透明のポリ袋に入れま
した。

さらに商品特徴を説明したオレンジ色のショーカードを入れてアピ
ールしたのです。
お店では他社のタワシと同じように針金に吊るされた状態で販売さ
れましたが、店頭で目立ち、見た目にも新鮮できれいなタワシでし
た。
中央に大きく「水がはねないたわし」と表示されたオレンジ色のシ
ョーカードは発売以来大きな変更をすることなく、40年以上たっ
た現在でも使用されています。


お客様にどんなに「良い商品です」と説明しても、実際に証明する
ものがないと、信用していただくことができません。

そこで、まず丈夫さを証明するために、魚屋さんに「水がはねない
たわし」を使っていただきました。
魚屋さんをモニターに選んだのは、まな板の掃除するため使用頻度
が高いと思ったからです。実際に使っていただいた結果、従来のタ
ワシだと1ヶ月で消耗して使えなくなっていたのが、「水がはねない
たわし」は3ヶ月間も続けて使えたと大好評でした。

丈夫でムダなく使えることの証として、板のように平らに消耗した
使用後の「水がはねないたわし」をセールスが持ち歩いて営業をし
たところ、非常に説得力があったようで、大きな成果を得ることが
できました。

このような賞賛に値する品質とその的確なアピールで、「水がは
ねないたわし」は市場での優位性を保ち現在に至ることができた
のです。



当時のラベル


当時のディスプレイ



当時としてはめずらしい
アンケートハガキを商品
につけていたことも


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